40男と美貌の幹部をスマホ電子書籍無料で読んでみた

40男と美貌の幹部をスマホ電子書籍無料で読んでみた

このエントリーをはてなブックマークに追加
>

40男と美貌の幹部をスマホ電子書籍無料で読んでみた

君にだったら口説かれてもいいと思う
化粧品会社購買部勤務の宗一郎は、ある日突然支店に異動の辞令を言い渡される。
そこで待ち受けていたのは、七歳も年下の美貌の上司で…。

「君が欲しくて仕方がなかった」――勤続十数年。突然のご指名で支店勤務になった上城宗一郎を待ち構えていたのは、七歳も年下の
美貌の上司だった。幹部候補生という社内でも特別なエリート社員である篠宮辰樹は、一分の隙もないスーツ姿とは裏腹な、艶かしい
ほどの色気と掴みどころのない性格。しかも、接客の練習としてまず篠宮自身を口説くよう命令してきて!?
風変わりな上司に翻弄され、なぜかときめきを覚えてしまった四十男の運命は……?

読んでみた感想は・・・

化粧品会社社員×同・上司
頭の回転の良さに加え行動力もある有能な男。精悍な面立ちに生真面目な性格の攻・宗一郎
強い信念の下、企業戦士のごとく働くエリート。繊細な心内と強く揺るがない表の顔を持つ受・篠宮

突然の職場異動人事と、その新しい職場で出会った上司の美貌に驚く宗一郎。
今までと全く違う仕事内容ながら、しっかり着実に自分のものにしていく宗一郎はまさにデキるイイ男です。
篠宮の何を考えているのかわからない言動に戸惑いつつも、
篠宮の置かれている立場を知り、そのあまりにも厳しい現状と戦いつづける篠宮の心の孤独を慮る。
それと同時に彼のこの仕事に対する思いの深さを知り、本気で助けたい、役に立ちたいと思う。
そしてその思いはいつしか恋愛感情へ・・・

篠宮は自分をガラスの幕で覆って必死でもがいてるように感じました。
薄いけれど強固なガラスの幕。。とても美しく強いけれど痛々しい・・・
落ち込んでいた自分を救ってくれた宗一郎に恋をし、ずっと想いつづけてきた一途さを持つ人。
恋に不慣れな篠宮の惑う仕草や指先が文面からひしひしと伝わってきます。
このとてつもなく繊細で難しい篠宮を、深く温かくしっかりと受け止め、理解するための努力を惜しまない宗一郎。
死ぬほどカッコいいですよ。
二人のやり取りの中で、丁寧語で命令する宗一郎に萌え度が限界線超えました(笑)本気でカッコいい。

BL設定の特徴でもある「こんなの現実に絶対いない、ありえない、奇跡なくらい素敵な人」というのではなく、
もっと普通でリアル。でも実際はなかなかお目にかかれないだろうな・・(笑)
「現存してそうでいない」微妙で絶妙な人物設定と、主軸である仕事内容に現実味があって話に引き込まれました。

リンク集

まとめ

Twitterまとめ